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なんと、新年、初ブログです。
こういう無精は、なんとかしなければいけません。
とにかく、みなさま、大変、失礼いたしました。
キャッツ・エデン・シリーズの完結篇となる「闇の拳」第3巻が、一部、電子書店で発売されたようです。
そのお知らせは、また追っていたしますが、作者と執筆と出版物という3者は、時間差で追いつ追われつするわけで、その過程で、いろいろと思うところ、気づくことが湧き上がります。
当身、腹パンチメディアというのは、いくつものセオリー、というか、不文律のようなものがあるわけです。
たとえば、悪いのは、常に男である、というような設定。
しかも、それは、ただ悪いのではなく、男しか悪事をせず、女は一貫して被害者であり、相対的な善である、という決まり事のようなものです。
そんなバカな、と。
これだけ社会に女性が進出してきて、社会悪が男性ばかり、というのは、もう通らないでしょう、と。
そういうところから、キャッツ・エデン篇を「闇の拳」シリーズに組み込むことを決めました。
「天空の画廊篇」で、三女が拉致され、行方不明となりました。
三姉妹の絆もすでにズダズタです。
ひどい、という向きもあるでしょうが、彼女たちもまたレオ同様、犯罪者です。
レオは、自分の行う「悪」に微塵も後悔や罪悪感がありません。
それに対して、三姉妹には、どこか中途半端さがある。
そこにつけ入り、3人の仲を分断、互いに憎悪しあう関係にすることは、レオには造作もないことです。
レオにいつか罰が下るとすれば、怪盗を気取り、中途半端な悪事をもてあそんできた三姉妹が、彼に先んじてその罰を受けるのは道理である。
そんな想いで、この完結篇である「偽りの世界」を書きました。
「闇の拳」全エピソード中、これほど集中して書いた作品はなかったかもしれません。
当身、腹パンチだけでなく、三姉妹への性裁についても、可能な限り、妥協を削ぎ落として書いたつもりです。
このシリーズで、悪女という設定を本格的に考え始めた、という点で、記念となった作品です。
また、こちらで宣伝いたします。
なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします。
- 2013/01/26(土) 08:22:01|
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