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現在では、文豪の復刻版なども日々の売り上げランキングの上位を占めるなど、すこし購買層も変化をはじめているのかな、という感がありますが、この「美女の秘拳」を書いているときは、まちがいなくBLとホラーしか売れないというのが現状でした。
そこで、女性に買ってもらうため、まず、主人公を女性にして、その女性に悪い男をやっつけさせるストーリーにすること、さらに、主人公を当身、腹パンチでピンチに陥らせても凌辱はさせないこと、などをお約束としました。
鍛えている男でもかなわないほどの戦闘能力を持ちながら、その抜群のプロポーションと美貌を駆使してターゲットに接近して「破滅」させる。
それが主人公・鷹司晴香の任務です。
晴香は、敵から社会的地位などを奪いますが、殺人は犯しません。「血を見ない」という設定も女性に買っていただくための工夫だったのですが・・・はたしてどんな方に購入していただいたのか。
作者の予想では、結局、男性に買っていただいたのではないか、と考えています。
また、人気としても第1章よりも第2章のほうが満足度が高かったのではないか、とも思います。
晴香が、かなりやられますから。
しかし、この作品でいちばん記憶に残っているのは、最後の謎解きの部分にどうしても字数を割くことになってしまい、しかも、ここには、当身、腹パンチ描写を入れられないという問題でした。
ここで、読者は確実に萎えるだろうな、と思っても、小説としての完成度を落としたくないぼくとしては、削れませんシーンでした。
このあたりの反省が、以後の作品に生きているかは、みなさんのご判断に委ねたいところです。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-158001/
- 2012/07/25(水) 21:05:17|
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| コメント:3
マロンさんへ
考えてみると、この作品は、ヒロインの活躍と敗北のバランスはどこにあるか、という習作のひとつだったな、という感があります。
ホストクラブというアイディアはいいですね。
電子書籍の読者は女性が多く、きれいな男が敗北する姿に萌える人たちも多いようなのです。
新作は、まず、絵師さんの絵がついてから、ということになるようで、まだ発売は先のようです。
いやあ、暑いですなあ(←いきなりな前振り)。
行きますか(笑)。
JIN
- 2012/08/21(火) 02:50:48 |
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